クイズです。
岡山の白桃はなぜ白いか知ってますか?
それは、桃の実がまだ青く小さい時期に一つ一つ袋をかけているからなんです。
山形県出身の私が初めて岡山県産の桃を見た時、
桃が白いーーーー!!
と驚いたのが、今から約8年前。
そして、見た目の美しさだけでなく、とろけるような食感と上品な甘さにすっかりとりこになりました。
今日は、岡山の桃の白さの秘密と吉備ひかり農園の5月の作業について書いていきます。
実を落とす「摘果」
前回の記事では桃の「摘蕾」について書きました。
5月は、美味しいモモを安定して生産するために欠かせない作業「摘果」をしていきます。
「摘果」とは、一つ一つ手で実を落としていく作業です。
摘果には、
- 予備摘果(最終着果量の2倍にする)
- 仕上げ摘果(最終着果量にする)
とあって、桃の品種ごとに微妙に摘果時期、摘果量が異なるそうな。
こういうのをポチポチと手で落としていきます。
桃の摘果、難しすぎる問題
園長は桃の摘果に慣れていますが、私はまだビギナーなので
え、どれをどの程度残せばいいの…??
と摘果すべき実の判断がつかず😓
お友達の桃農家さん(←かなりの収量をされている)に聞いてみたところ、
摘果は農家さんによってやり方が様々だから、二人で方針を決めたら早いんじゃないかな。
というアドバイスをもらえました。
難しいけど、慣れだと思うよ。
とのことで、なんとなく分かったので来年以降はもっと上手く出来るはず。
【白桃の秘密】一つ一つ手作業で袋掛け
桃が白い秘密は、「袋掛け」にあります。
袋掛けの利点は主に下記の2つ。
- 太陽からの光を直接浴びずにすむので上品な白さが生まれる。
- 袋が風や病気・害虫から桃を守ってくれる。
桃の実がまだ青く小さい時期に一つ一つ袋をかけていくことで、美しい白い桃が出来るんですね。
(虫は袋の上からでも攻撃してくるけどね…😨)
ちなみに、桃用の袋って、数種類あるようで、当園でも品種によって袋の種類が異なります。
袋一つをとってみても、色や紙質など種類もさまざま。岡山の袋掛けは、長い間の研究を重ね、先人たちの工夫に工夫を重ねた「伝統技術」とも言えます。
引用元:JA全農おかやま
当園でも、生理落果が少ない
- つきあかり
- おかやま夢白桃
から袋掛けを始めました。
生理落果とは、物理的、人為的などの原因でなく、植物本来の性質によって自然に果実が落果すること。
袋入れは、園長手作りバック 笑
ペットボトルで作っていました。
エコー😂笑
今シーズン初の袋掛けなので手間取る私たち…。
ブドウは一列にならんでいるので袋掛けしやすいのですが、(特に当園の)桃は規則性なく実がなっているし葉っぱがわさわさしているので簡単にはいきませんでした😓
(上手な桃農家さんは、袋掛けしやすいように樹の樹形を作っているようです。)
ちなみに、一つ一つ手作業で袋掛けするのはブドウも同じ。
ブドウは一列に並んでいるので、断然ブドウの方が袋掛けしやすいです。
園長の失敗
桃の袋は絶対、有底袋!!ちゃんと注文しておいたからね!
桃の袋には、
- 有底袋(袋の下がふさがっている袋。まさに普通の袋の形状。)
- 無底袋(袋の下がふさがっていない状態の袋。上も下も開いていて桃が下から見える。)
があって、当園は有底袋を毎年購入しています。
こんなの👇
園長、有底袋を注文するはずが、間違って無底袋を注文してしまった園長…。
有底袋を再度購入していました。
ぴえん。もったいないから、底無し袋は、ホッチキスで底をくっつけて使うよ😂
園長、こういうのよくある💦
清水白桃の袋掛けは来月!
とにかく、美味しい桃に育て~!
当園の桃は収穫期間がとーーーても短いです!
ということは、食べられる期間も短い!!
岡山県産の白桃をお取り寄せしたい!という方は、こちらからどうぞ(^o^)
\ヤフーショッピングが便利です/