2020年3月。梅の花がキレイな季節になりましたね。
吉備中央町はまだまだ寒いけど、春はもうすぐそこまで来てる感じがします。
3月は桃の摘蕾(てきらい)という重要なお仕事があります!
つぼみを落とす作業だよね。今日は摘蕾の目的、やり方について見てもらおう~😃
桃の摘蕾(てきらい)の目的
桃の摘蕾の目的は主に下記の2つ
- 限られた貯蔵養分の無駄遣いをなくすため
- 桃の実の育成促進を高めるため
つまり、大きくて甘い桃にするためにやります。
モモの花芽は20,000花以上が着生しています。必要以上の花芽がふくらみ、開花、結実する事は、限られた貯蔵養分の無駄遣いになってしまいます。無駄遣いを無くし最終着果数を確保するために必要な花芽数に摘蕾し、1蕾に分配される貯蔵養分を高めることで初期生育を促進させます。摘蕾を行った樹は、行わなかった樹に比べて幼果の肥大や葉色が優れます。
出典:JA岡山西
20,000のつぼみから、最終的には700~800の桃が収穫されるんだよ。
吉備ひかり農園の桃はまだ成長中だから少ないんだけどね。
桃の摘蕾(てきらい)のやり方
1本の樹あたり20,000〜25,000程度のつぼみがあります。これを1つ1つポチポチと手作業で落としていきます。
1つ1つ手作業でするの(@_@;)!?
と初めて見たときは衝撃でした…。
このとき注意するポイントがあります。
- 葉芽を落とさないこと
- 上向きの花芽(つぼみ)を落とすこと
- 枝本と先端の花芽は落とす
- 桃の品種によって摘蕾の程度が異なる
光合成をする葉を落とさないように注意です。
葉芽も花芽もなんだか区別しずらいですが、ちょっと尖っているのが葉芽。
桃は枝の下に実がなるので、上にあるつぼみは落としていきます。
桃の品種によって、花粉がある品種、花粉がない品種があります。
さらに摘蕾は品種、樹勢、剪定などによって程度を変えて行うようです。
まとめ
手作業で1つずつ桃のつぼみを落としていることが分かったかな?
3月も美味しい桃を作るためファイト~😃
他にも
- 芽傷入れ
- 苗木の定植
- 潅水設備を自分で設置←(@_@;)!!4月かも
という作業が盛りだくさんな3月。ブログも忘れずに更新していきたいです。
潅水設備を自分で設置するため材料も買っちゃったよ。
業者に頼まずに出来るのか、とにかく心配してますよ!😓
摘蕾があまりできずに失敗した経験談を書いてます↓