白桃収穫終了

本日、白桃の収穫が全て終了し、ご注文頂いた皆様への発送が完了しました。
ご注文頂いた皆様ありがとうございました。

今回、白桃を初めて販売しましたが反省点が山のようにあります。
ブドウのシーズンが始まるとそっちでいっぱいいっぱいになってしまうので、今のうちに来年の課題として心に留めておきたいと思います。

白桃の注文が思ったより多かった
嬉しいことなのですが、想定したより多くの注文があり早々に締め切ることになってしまいました。桃の歩留まりと自分の桃作りのレベルを考慮した結果ですが、ギリギリだったので正解だったのかなと思います。ただ何人ものお客様に断りの電話を入れないといけなくなってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
来年は今回の反省を踏まえた桃作りをし、もっと上手にたくさんの桃を作って皆様に注文して頂けるように努力します。
桃の木も大きくなってたくさん収穫出来るようになるので、自分の桃作りのレベルアップが肝要です。

収穫&出荷作業の想像以上の難しさ

白桃がデリケートなものだとは知っていましたが、こんなに収穫するのが難しくて出荷するのがもっと難しいものだとは思ってもいませんでした。
すぐ指の跡がついてしまうので、手のひら全体で覆うようにクイッと力を込めず収穫しないとダメで、コツを掴むのに2日もかかってしまいました。
また、形の悪いものを見分けるのも当然ですが、ヤガ(夜蛾)に吸われてダメになった桃も入れないようにしないといけません。パッと見ただけでは見分けがつかない桃が幾つもあり見分ける力を試されました。何人かのお客様にはご迷惑をおかけしました。
ブドウとは違った難しさです。

後手に回った鳥獣害の対策

カラスやタヌキたち小動物に300玉近くやられてしまいました。
タヌキ対策としては、柵をして侵入対策をしているのですが、下の方から潜って入ってくるみたいで穴を潰しても潰してもすぐ違うところから入ってくるのでイタチごっこ。全部塞いでもどこからか入ってくるのでお手上げ状態です。
カラスに至っては園長がいない間にササッとやってきて取っていってしまいます。
来年は、木の下部には桃を生らさないようにしたり、鳥が嫌がるスイープ音などの鳥害対策器を設置します。

どうしようもないヤガの被害
ヤガ(夜蛾)という、鋭くとがった口吻で果実の穴を開けて果汁を吸うガがいるのですが、防蛾灯を設置したのにヤガに吸われてたくさん売り物にならない桃が出てしまい、桃農家ってこんなに報われないのかとしょんぼりしてました。が、今年は特に大発生の年だったそうです。桃の師匠に、最悪な年に桃農家デビューしたなと言われる始末。
防蛾灯を設置する以外自分では防ぎようもありませんが、収穫する時期を見極めてヤガに吸われる前に収穫するようにしたいと思います。

まだまだ課題が出てくると思いますが、ひとまず桃のシーズンが終わりほっと一安心です。

明日からはまたブドウの管理に注力したいと思います。

ぼちぼちと更新してますよ✐☡

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この記事を書いた人

「岡山県のへそ」と呼ばれている吉備中央町でブドウと白桃を夫婦2人で作っています。岡山に来て9年目に入りました。吉備高原の澄んだ空気のもとで「お客様に高品質の果実をしっかりとお届けする」ことを第一に取り組んでいます。

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