お久しぶりです、園長です。
明日書こう、明日書こうと思っているうちにこんなに時間が経ってしまいました。
明日やろうはバカヤロウ、とはうちのフミカ氏にいつも口酸っぱく言われていたセリフですが、
貧乏暇なしとはよく言ったもので、書く時間が無いほど毎日めくるめくブドウとの蜜月を楽しんでおります。
前回のブログからこれまでの間にたくさんの出来事がありましたが、
全部書くと一大スペクタクル巨編になってしまいそうなので、
若干省略しつつ書いていきたいと思います。
子供が産まれました
6月初めの日曜日、上の子の保育園の運動会へ参加した後、午後は畑で作業していたのですが、
4時半過ぎにフミカ氏から電話が来て産まれそうとのことで急いで家に戻り倉敷の産婦人科へ。
5時半過ぎに着きましたが1時間しないうちに産まれました。
非常に嬉しい出来事なのですが、このイベントで忙しさにより拍車がかかっております。
フミカ氏が入院中の間は、フミカ氏抜きで上の子と一緒に生活していたので、
少しパパっ子になったのではないかという自負があります(気のせいかもしれませんが…)。
粒間引きの真っ最中です
ブドウは、花が咲いたら勝手に、皆さんが良く想像する形になるものだと思ってた時期が私にもありました。
が、とんでもない!!あの綺麗な形にするのに、どれだけの労力がかかるかお伝え出来ないのが非常に残念です。
岡山に来て3年目になりましたが、この間引きの作業をしているといつも痛感させられます。
ブドウの作業の中で、一番メインの作業と言っても過言ではありません。
更に岡山は他の産地よりも特に形に対するこだわりが強く、規格がしっかりと設定されています。
綺麗な房を多く作るにはやはり長年の経験や技術が必要とされるのだなと実感しています。
これはオーロラブラックという品種なのですが、果梗という実に付いている軸の部分が短くて太いのでピオーネより少し長めに実を残しています。
ブドウ毎に作り方も違うので、いろいろな品種を作りこなすのはとても大変です。
これを間引いていい感じにしてあげます。
こんな感じ。
ただし、時期を外すといつの間にかこんなに大きくなってしまいます。
カッチカチやぞ!! カッチカチやぞ!! ゾックゾクするやろ!!
こんなのばっかりでゾクゾクしております。今は週4日バイトに行っているため、なかなか時間を作れずあっという間に大きくなってます。
こうなると間引くのが大変で、時間も余計にかかってしまいます。
ぎゅうぎゅう詰めのブドウを、
なんとか間引いてあげることが出来ました。が、未だ終わりが見えておりません。いつ終わるのでしょうか…
コガネムシ来襲してます
ちょっとぼかしました。
ブドウの作業が忙しいので、新しい圃場をあまり見に行けていない状況が続いていたところ、コガネムシが爆誕して葉っぱを食い荒らしておりました。
こうなると枝も光合成が出来ず枯れてしまします。対策としては捕殺するのみであります。
急いでペットボトルの上部を切って逆さにした捕獲器で捕まえましたが、捕まえても捕まえても一向に減る気配がありません(T_T)
何日も何日も捕まえていたらこんな数になりました(閲覧注意)。
現在も継続中ですがいつになったらいなくなるのでしょうか。枝が伸びなくなると困るんですけど…。
緑枝接ぎ成功しました
以前のブログで、緑枝接ぎにチャレンジした旨を書きましたが、無事成功しました。
テープの上部の赤い葉っぱがそうです。テープの下の部分とは品種が違うものになってます。
やっぱりカッターナイフで切るよりは、接ぎ木バサミでやったほうが成功率は高いですね。
黒大豆植えました
独立前に提出した就農計画書に、ブドウ以外に黒大豆を作ると書いたので今年は黒大豆にチャレンジします。黒大豆はあまり手間がかからない割に高く売れるという話を聞いていたのです。
新規就農の先輩から畝立て機をお借りして、畝立てしてマルチを張りました。
初めてのことでちょっと失敗した感もありますが、なんとか張ることが出来ました。
まだ播種したばかりで芽も出ていないので何とも言えませんが。無事育つことを祈っています。
そうそう、イノシシが横を通った後があったので、金網を張りました。
ハッカーという器具を使って、金網を針金で繋げて、
こんな感じで囲いました。
お金もかかったし、時間もかかりました。無事育つことを祈っています(2回目)。
と、まぁこんな感じでワタクシは忙しくも充実した日々を過ごしております。
フミカ氏は赤ちゃんの面倒を見て大変そうです。お義母さんも家事や上の子の面倒を見たりでとても大変そうです。
二人の頑張りに応えるべく、園長も頑張ってこの忙しい時期を乗り越えたいと思います。
~おしまい~