園長です。忙しくなってきました。
最近は桃の摘果作業や実が少し大きくなったところは袋掛けをしています。週明けくらいからブドウで忙しくなるのでその前に出来るだけ桃の作業を進めておきたいところ。
そういえば、4月にとても寒い日があったのを覚えていますか?吉備中央町でも遅霜がやってきて、私達のところでは桃に被害が出てしまいました。ブドウはまだ芽が出る前だったのでセーフでした。
吉備中央町だけではなく県内はもちろんのこと、他にも東北地方の果樹農家はかなり被害を受けたとニュースがありました。これだけ毎年何かあると普通の年はもうないのかと気が滅入ってしまいそうになります。
吉備ひかり農園では、清水白桃が霜の被害にあってしまい収量が落ちてしまいそうです。おかやま夢白桃は被害に合わず、しかも今年は人工受粉したので収量が去年よりは増えると思っているのでトントンでしょうか。つきあかりも若干被害を受けましたが、受粉用に花を多めに残していたので、昨年と同じくらいと思われます。商品ラインナップに影響出ないと良いんですけど。袋掛けが終わるまでドキドキ。
だけど遅霜また来そうな気がする。
3年前5月の遅霜でブドウの被害を受けた過去がある園長はまだ油断をしていませんでした。そこで農家仲間から紹介された霜ガードというものを購入。ゼオライト(消臭剤とかアクアリウムとか園芸によく使われている)が主成分なんですが、これを昼間のうちに木に振りかけると温かい空気を取り込んで、翌日の寒い日に木にとってのお布団代わりになるみたいです。
ほんとかな・・・
と思いつつも、また遅霜の被害を受けたらたまらんと、藁にもすがる思いで購入した園長。他にもデュラフレームというアウトドアでも使われる、簡単に火がつく棒状のやつを燃やして圃場を直接温める方法もあるのですが今回は見送りました。
そしてやはりまた遅霜がやってきましたが特に被害は出ませんでした(多分)。
前日に霜ガードを撒いた効果のおかげかな?(←自信なさげ)
比較対象がないのでよく分からないというのが実際のところ。1回目のときに撒いておければ実感出来たんでしょうけど。次回来てほしくありませんがもし遅霜がやってきたらその時は準備万端にして対策しようと思います。
さ、気を取り直してこれからはブドウの作業にとりかかりたいと思います!