おはようございまーす(ウィスパーボイス風)。園長です。
農繁期は9時寝、5時起きなので(農閑期もそう変わりませんが…)、この朝の時間にブログを書いております。これを書いたら桃の袋掛けをしてこようと思います。
6月30日
ピオーネの粒間引きばかりしていると気分が乗らなくなる時が出てくるので、時々違う品種の粒間引きをして気分転換しています。
ゴールドフィンガーは粒の形が独特。
去年暑さでやられて一房も食べられなかったので、今年こそは大きく作って食べたい。#ゴールドフィンガー#吉備ひかり農園 pic.twitter.com/9ZqxEoDeD9— 本郷♮ (@kibihikarifarm) June 30, 2019
ピオーネが嫌いってわけじゃないんですけど、ほら、たまに違う食べ物が食べたくなるっていうか、ってなんの言い訳!?
ゴールドフィンガー、昨年は1房も、本当に食べられなくて残念だったので今年こそはと思ってます。一昨年はピオーネと同じ一発処理で種抜けがイマイチだったので、今回はジベ処理をシャインに併せてみました。どうなるかな。
もし上手に作れたら販売したいけど、この独特な粒の形が輸送に向いていないので、普通の梱包だとポロポロ取れてしまいそう。大根のつまみたいな梱包材(名前知らなくてスミマセン)なら大丈夫かな?課題が多い品種です。
7月1日
園長が仕事してる写真を撮ってもらいました。最近蚊によくさされるようになったので腕を隠すやつしてます。結局刺されるんですけど。
1年の半分が過ぎましたね。
あっという間。#吉備ひかり農園 pic.twitter.com/pLDXVo6rLN— 本郷♮ (@kibihikarifarm) July 1, 2019
もう7月に入りました。農家になってから時間の経つスピードが特に早くなったような気がします。年齢を重ねたせいもあるんでしょうけど、四季を感じながらの仕事は特にそうなのかなと思います。
あと、梅雨に入ってから湿度が高くなり、蚊がたくさん発生してくるようになりました。蚊に刺されても数時間で腫れがひくので意外と平気なんですけど、蚊取り線香しててもバンバン刺されるので腕を覆うやつ始めました。メッシュなので結局刺されるんですけど、気持ち刺される回数が減ったかな。小麦色に日焼けした肌がだんだん元に戻ってきました。
7月2日
粒間引き間に合わなかったピオーネ。めちゃくちゃ時間がかかるからこうなる前に済ませたかったんだけどギリギリ間に合わず。明日で多分終わるかな。#ピオーネ#吉備ひかり農園 pic.twitter.com/6PNbf1V9l7
— 本郷♮ (@kibihikarifarm) July 2, 2019
粒間引きが間に合わないとこうなってしまいます。通常だとハサミでいらない粒を落とすと勝手に地面に落ちるんですけど、こうなると引っ張り出して取り出さないといけないのでその分余計に時間がかかってしまいます。
今年は大体間に合ったのでそこまでありませんでしたが、過去に間に合わなかった時は心が折れそうになって房ごと落としたくなりました。結局粒間引きするんですけど。フミカ氏のおかげかな(フミカ氏あげ)。
7月3日
今日からシャインマスカットの粒間引き。
がしかし、枝管理全くしていなかったので茂り過ぎてエラいことに。園長は枝管理、フミカ氏は間引きと役割分担して作業を進めた1日でした。#シャインマスカット#吉備ひかり農園— 本郷♮ (@kibihikarifarm) July 3, 2019
ようやくピオーネの粒間引きが終わり、ついにシャインマスカットの番がやってきました。2人で粒間引きをガンガン進めていきたいところですが、シャインマスカットの葉っぱの茂り具合がハンパないので、園長は枝管理に専念することに。
7月4日
フミカ氏に粒間引きをお願いし、園長は枝管理の1日。
繁茂という言葉が良く似合うくらいビッシリ生えている。太陽の光が射し込むようスッキリさせました。#シャインマスカット#吉備ひかり農園 pic.twitter.com/vd0Yc7lX0p— 本郷♮ (@kibihikarifarm) July 4, 2019
シャインマスカットは樹勢が強いし葉っぱも大きくなるのでほっとくと樹の下が真っ暗になります。光合成をちゃんとしてもらって実に栄養をいかせるために枝管理は非常に重要です。が、もう少し早くしたかった。作業が遅れると後ろにドンドン影響が出てしまう一例。トンネルメッシュに枝が巻き付いて外しにくいし、ビニールの内側の水滴が落ちてビショビショになるしで最悪。
7月5日
粒間引き中、ニイニイゼミが迷い込んできた。素早くパッと手掴みでゲット。
昔、虫取り少年だった頃は捕まえるのが下手くそだったし、大人になったら虫が触れなくなったけど、農家になると慣れちゃうものだなぁ。
子供に見せるの忘れてた…#ニイニイゼミ#ゴールドフィンガー#吉備ひかり農園 pic.twitter.com/vPSLtN1k7W— 本郷♮ (@kibihikarifarm) July 5, 2019
枝管理も終わり、園長も粒間引きに入りました。
セミの中でも早生タイプのニイニイゼミ。子供の頃箕面に住んでいた時、山を駆けずり回って1回しか捕まえらなかったやつです。その後川崎に引っ越してからはアブラゼミしか見なくなったから珍しいセミかと思ってましたが全然そうでもないんですね。ブドウ農家になってからもう何回もゲットしたよ(ドヤ顔)。
シャインマスカットよりも皮が薄くて、パリッってなる食感が特徴の瀬戸ジャイアンツ。あっさりした美味しさで、お尻のような形から桃太郎ぶとうとも呼ばれています。樹が大きくならないと粒も大きくならないので、販売は来年くらいからかなあ…。#瀬戸ジャイアンツ#吉備ひかり農園 pic.twitter.com/NsXHZFfR6U
— 本郷♮ (@kibihikarifarm) July 5, 2019
シャインマスカットの粒間引きと並行して、その他のブドウ達の粒間引きをしています。
クイーンニーナ、ゴールドフィンガー、マスカットジパング、紫苑、瀬戸ジャイアンツ。クイーンニーナはもう販売が決定していますがその他のブドウたちはまだ決まっていません。瀬戸ジャイアンツは樹さえ大きくなれば粒も大きくなるので販売すると思いますけど。今後どうなるか乞うご期待。
彩雲という品種を昨年初生りさせてみたのですが、ちょっと思った感じとは違ったので外しました。
7月6日
https://twitter.com/kibihikarifarm/status/1147435725383598082
心の片隅で気にしていた清水白桃。
ようやく袋掛け。生理落果の時期も終わり、手を入れても大丈夫な時期になっていたのですがブドウにかかりきりでおあずけ状態にさせていてました。腕を覆うやつしていますがこれは絶対必須です。桃の産毛がチクチクささって痒くなります。あと2日くらい桃の袋掛けをしたら、最後にブドウの袋掛けをしてようやく人心地が付くでしょうか。15日くらいまでかかりそうな予感。