4月第3週 ★ビニール張り、お代わり!?★

(濃い一週間だったので、めちゃくちゃ長文です。)

 4月いっぱい掛かると思っていたビニール張りが終わりました。

 だんだん暖かくなってきて草も生えてきたので草刈りをしたいし、防除や小屋の掃除等やることがたくさんあるのでこれからはその時間に当てたいと思います。

●月曜日はブドウの防除。防除中、農協から電話がかかってきたのですが、スマートウォッチごしに会話をすることが出来てめちゃ感激しました。てっきり着信の通知だけかと思ってたので、これはホントに便利。

園長

意外に普通に会話できてビックリ。

3年ほどまえ懸賞でスマートウォッチが当たったことがあったのですが、全然使えなくてガッカリしてたんですよね。進化が凄い。

●火曜日は桃の防除と草刈り。

と、順調に進んでいたのですが…

事件は火曜日の夜に起きました。

目次

18時半頃事件発生

 上の子がタブレットで学校の友達とメッセージのやり取りをしていたのですが、友達の家に直径5センチの雹が降って屋根が壊れたと言うのです。

それを聞き焦る園長。

なぜ焦ったかと言うと、その子の家の近くには私のブドウ畑があるのです。

写真を見せてもらうと、

園長

ま、マジか。これ当たったら怪我どころの騒ぎじゃないよ…。

今日雨降るなんて予報は全く出ていなかったはず。慌てて天気アプリで確認すると、

園長

めっちゃ、ど真ん中じゃん。嘘だろ。

畑の様子が気になりますが、既に時刻は夜で行ったところでどうしようもありません。

とりあえず翌日にならないと状況は分からないですが、起こり得る4パターン考えました。

A:雹は降らず畑は無事。
B:雹は降るがビニールは凹んだりはするも破れず木は無事。
C:雹が降ってビニールは破れるが、木や芽に傷はなし。
D:雹が降って、ビニールも破れ木や芽にダメージあり。

Aだったら良いけどそんなことはないだろうからせめてCどまりでお願いしますと祈りながら眠りについたのでした。

翌朝、現場へ。

子どもたちを車で学校に送り、その足で畑へ向かいます。

私の畑は山の上にあるのですが、山のふもとのブドウ畑やビニールハウスは全然無事だったので安心してました。山の下の小学校もなんともなさそうです。

園長

この感じならAかBっぽい!!!

しかし、山道を車で上っていくと、道が葉っぱで覆い尽くされていくではありませんか。しかも落ち葉じゃなくて新緑の葉が散乱しています。

園長

こ、これはまさか…(ゴクリ)

畑に到着して、いの一番にビニールの様子を確認します。

園長

なんかパッと見た感じ大丈夫そう!?

と思うじゃないですか。でも拡大してよく見てみると、

園長

ボコボコやないかい!!

何パターンか想定していましたが、結果は「C」。しかし実際に起こったものを見ると衝撃で言葉が出ませんでした。

中に入って、ビニールの下から見てみると見事な穴の開きっぷり。

でもブドウの芽は無事でした。

これはビニールを張っていて雹が直接当たらずに済んだからで、もし先週ビニールを張っていなかったら芽が欠損して今後大変なことになっていたのは言うまでもありません。

園長

張ったばかりのビニールがボロボロなのは悲しいけど、そのおかげで守られたんだ!!

ブドウに被害はなかったことに喜びながらもビニールがボロボロで複雑な気持ちでいると、軽トラが目に入りました。近づくと地面に何かが散らばっています。

園長

こっちもかーい!

雨よけガードが破損しているではありませんか。こっちはこれだけだから被害は大したことないし、フロントガラスが割れなかっただけマシかな。

と言い聞かせる園長。

どうするか悩む園長

張り替えるか迷いましたが、先週せっかく一人で頑張って張ったのになんでまた剥がして張り直さなきゃいけないんだ、と言う気持ち(サンクコストバイアス?)でいっぱいだったのでこのままシーズンを乗り切ることにしました。

園長

夏のトンネルの下が暑くなっても、穴から抜けるから逆に良いんじゃない?

と、言い聞かせる園長。そして乗用草刈機で圃場を草刈りすることにしました。

草刈りをしていると、様子を見に来た普及指導の先生がやってきて、

このままだとシャインマスカットが病気になるから張り替えた方が良い、

と言うのです。

その言葉を効いた園長は苦渋の決断をし泣く泣く張り直すことを決意したのでした。(続く)

ぼちぼちと更新してますよ✐☡

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この記事を書いた人

「岡山県のへそ」と呼ばれている吉備中央町でブドウと白桃を夫婦2人で作っています。岡山に来て9年目に入りました。吉備高原の澄んだ空気のもとで「お客様に高品質の果実をしっかりとお届けする」ことを第一に取り組んでいます。

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