<2013年>
2013年2月28日に吉備中央町に引っ越して来ました。
４月から吉備中央農業公社のピオーネ園というところで、2年間研修することになっているのですが、
研修以外にもピオーネの勉強が出来るようにと、師匠がブドウ畑2反（1反＝300坪＝1000平米）を
《勉強用に》用意してくれました。もちろん研修中なので、農協に出荷したりすることは出来ません。
（研修中はいろいろと制約があるのです…）
ここがブドウの圃場です。手前と奥に畑があり、その間に作業小屋があります。
週3日の研修に行きながら、ここに通うことになりました。
来て早々、剪定から開始です。集めた枝を燃やしています。
芽からだいぶ枝が伸びてきた5月の半ば頃、ぎっくり腰になってしまいました。ちょうどその頃町内で新しい家に引っ越ししたのと、
勉強させてもらっている圃場の棚が低く作られているために腰を屈めてやっていたことが原因だったのでしょう。
奥さんに助けられなんとか乗り切ることが出来ました。ぎっくり腰で動けない園主に代わり、一人枝を誘引している奥さん。
その後、「粒間引き」や「袋掛け」、「防除」等といった作業を無我夢中で行いました。
初めての作業で取り敢えず教えられたとおり作業している園主。
そして最後に袋掛けを済ませ、
色づきと糖度がのるのを待ち、収穫しました。
そんなこんなで収穫も終え、気づけばあっという間にブドウのシーズンが終わっていたのでした。