7月第1週

おはようございまーす(ウィスパーボイス風)。園長です。

農繁期は9時寝、5時起きなので(農閑期もそう変わりませんが…)、この朝の時間にブログを書いております。これを書いたら桃の袋掛けをしてこようと思います。

6月30日


ピオーネが嫌いってわけじゃないんですけど、ほら、たまに違う食べ物が食べたくなるっていうか、ってなんの言い訳!?
ゴールドフィンガー、昨年は1房も、本当に食べられなくて残念だったので今年こそはと思ってます。一昨年はピオーネと同じ一発処理で種抜けがイマイチだったので、今回はジベ処理をシャインに併せてみました。どうなるかな。
もし上手に作れたら販売したいけど、この独特な粒の形が輸送に向いていないので、普通の梱包だとポロポロ取れてしまいそう。大根のつまみたいな梱包材(名前知らなくてスミマセン)なら大丈夫かな?課題が多い品種です。

7月1日


もう7月に入りました。農家になってから時間の経つスピードが特に早くなったような気がします。年齢を重ねたせいもあるんでしょうけど、四季を感じながらの仕事は特にそうなのかなと思います。
あと、梅雨に入ってから湿度が高くなり、蚊がたくさん発生してくるようになりました。蚊に刺されても数時間で腫れがひくので意外と平気なんですけど、蚊取り線香しててもバンバン刺されるので腕を覆うやつ始めました。メッシュなので結局刺されるんですけど、気持ち刺される回数が減ったかな。小麦色に日焼けした肌がだんだん元に戻ってきました。

7月2日


粒間引きが間に合わないとこうなってしまいます。通常だとハサミでいらない粒を落とすと勝手に地面に落ちるんですけど、こうなると引っ張り出して取り出さないといけないのでその分余計に時間がかかってしまいます。
今年は大体間に合ったのでそこまでありませんでしたが、過去に間に合わなかった時は心が折れそうになって房ごと落としたくなりました。結局粒間引きするんですけど。フミカ氏のおかげかな(フミカ氏あげ)。

7月3日


ようやくピオーネの粒間引きが終わり、ついにシャインマスカットの番がやってきました。2人で粒間引きをガンガン進めていきたいところですが、シャインマスカットの葉っぱの茂り具合がハンパないので、園長は枝管理に専念することに。

7月4日


シャインマスカットは樹勢が強いし葉っぱも大きくなるのでほっとくと樹の下が真っ暗になります。光合成をちゃんとしてもらって実に栄養をいかせるために枝管理は非常に重要です。が、もう少し早くしたかった。作業が遅れると後ろにドンドン影響が出てしまう一例。トンネルメッシュに枝が巻き付いて外しにくいし、ビニールの内側の水滴が落ちてビショビショになるしで最悪。

7月5日


枝管理も終わり、園長も粒間引きに入りました。
セミの中でも早生タイプのニイニイゼミ。子供の頃箕面に住んでいた時、山を駆けずり回って1回しか捕まえらなかったやつです。その後川崎に引っ越してからはアブラゼミしか見なくなったから珍しいセミかと思ってましたが全然そうでもないんですね。ブドウ農家になってからもう何回もゲットしたよ(ドヤ顔)。


シャインマスカットの粒間引きと並行して、その他のブドウ達の粒間引きをしています。
クイーンニーナ、ゴールドフィンガー、マスカットジパング、紫苑、瀬戸ジャイアンツ。クイーンニーナはもう販売が決定していますがその他のブドウたちはまだ決まっていません。瀬戸ジャイアンツは樹さえ大きくなれば粒も大きくなるので販売すると思いますけど。今後どうなるか乞うご期待。
彩雲という品種を昨年初生りさせてみたのですが、ちょっと思った感じとは違ったので外しました。

7月6日


心の片隅で気にしていた清水白桃。
ようやく袋掛け。生理落果の時期も終わり、手を入れても大丈夫な時期になっていたのですがブドウにかかりきりでおあずけ状態にさせていてました。腕を覆うやつしていますがこれは絶対必須です。桃の産毛がチクチクささって痒くなります。あと2日くらい桃の袋掛けをしたら、最後にブドウの袋掛けをしてようやく人心地が付くでしょうか。15日くらいまでかかりそうな予感。

ぼちぼちと更新してますよ✐☡

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この記事を書いた人

「岡山県のへそ」と呼ばれている吉備中央町でブドウと白桃を夫婦2人で作っています。岡山に来て9年目に入りました。吉備高原の澄んだ空気のもとで「お客様に高品質の果実をしっかりとお届けする」ことを第一に取り組んでいます。

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